マザーズ指数は3日続落、積極的な買いは限定的、直近IPO銘柄の一角が売られる/マザーズ市況

2016年12月5日 19:06

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記事提供元:フィスコ


*19:06JST マザーズ指数は3日続落、積極的な買いは限定的、直近IPO銘柄の一角が売られる
 本日のマザーズ市場では、注目されたイタリア国民投票の結果を受けて日経平均が続落するなか、マザーズ指数も朝方の買い一巡後は軟調推移となった。マザーズ市場では重要イベントを前に前週後半から換金売りが目立ち、本日は一段と売り込む流れとはならなかった。ただ、積極的な買いも限定的で、売買はやや低調だった。なお、マザーズ指数は3日続落、売買代金は概算で806.54億円。騰落数は、値上がり84銘柄、値下がり122銘柄、変わらず17銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのモブキャス<3664>や、SOSEI<4565>、イグニス<3689>、WASHハウス<6537>、グリーンペプ<4594>などが下落。キュレーションサイトを巡る問題を受けてGunosy<6047>に連想売りが広がる場面もあった。また、直近IPO銘柄のフィルカンパニー<3267>、JMC<5704>、スタジオアタオ<3550>や、利益確定売り優勢だったインベスターC<1435>などがマザーズ下落率上位に並んだ。一方、メタップス<6172>、オンコリス<4588>、Jストリーム<4308>、リファインバス<6531>、モバファク<3912>などが上昇。また、ソケッツ<3634>が連日のストップ高となったほか、サイバーS<3810>が引けにかけてストップ高まで急伸した。《HK》

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