【注目銘柄】エボラブルアジアは17年9月期も大幅増収増益予想、好業績評価して7月高値目指す

2016年11月25日 16:19

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 航空券予約サイトのエボラブルアジア<6191>(東マ)に注目したい。11月14日発表した16年9月期連結業績が大幅増収増益となり、17年9月期も大幅増収増益予想である。株価は好業績を評価する形で水準を切り上げてきた。戻り歩調で7月の上場来高値を目指す展開となりそうだ。

 16年9月期の連結業績は売上高が15年9月期比45.2%増の40億円、営業利益が同97.7%増の6億18百万円、経常利益が同87.0%増の5億71百万円、純利益が同97.3%増の3億40百万円だった。取扱高が同34.5%増の277億82百万円と順調に拡大した。そして事業スケール拡大に伴い、航空券の調達コスト、顧客当たり集客コスト、航空券の単位当たりオペレーションコストが低下し、大幅増益となった。売上総利益率は83.0%で同9.5ポイント上昇した。

 17年9月期の連結業績予想は、売上高が16年9月期比53.7%増の61億47百万円、営業利益が同61.9%増の10億01百万円、経常利益が同68.2%増の9億61百万円、純利益が同74.8%増の5億94百万円としている。取扱高は同27.3%増の353億66百万円の計画だ。リピーター増加に対応して新ブランド「AirTrip」をスタートし、既存サービス「空旅.com」からの誘導も推進する。また訪日旅行事業では民泊CtoCプラットフォームも拡大する。

 なお11月14日には、17年9月期中を目標に東証マザーズから東証1部への市場変更申請を行う予定と発表している。

 株価(16年3月新規上場)は、11月9日に地合い悪化の影響で1325円まで調整する場面があったが、その後は好業績を評価する形で水準を切り上げている。11月22日には1847円まで上伸した。週足チャートで見ると13週移動平均線に続いて26週移動平均線を突破した。戻り歩調で7月の上場来高値を目指す展開となりそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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