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THAADも視野にミサイル対処を研究、稲田防衛相
記事提供元:エコノミックニュース
稲田朋美防衛大臣は22日の記者会見で、米国が開発したTHAAD(戦域高高度防衛ミサイル)」の配備も視野に、12月にグアムへ視察に行くとの報道について「グアムを訪問する何か具体的な計画が現時点で決まっているということではない」としながらも「将来の弾道ミサイル体制の調査研究を行っている」と否定はしなかった。
稲田防衛大臣は「現段階でTHAAD等の新たな装備品を導入する具体的計画があるわけではない」としたうえで「今後、調査研究をさらに進め、わが国の弾道ミサイル対処能力の向上に向けて積極的に検討していきたいと思っている」と語った。
また、THAADについては、韓国が設置するプランを進めている。その韓国との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)締結に向けての動きでは、稲田防衛大臣は「署名のタイミングに関して、できるだけ早期に署名できるよう努力している」と語った。
また、その意義について「秘密軍事情報を保護するための原則などを内容として、両国政府間で交換される情報が適切に保護されることによって、日韓政府間でさらに円滑かつ迅速な情報交換ができるというふうに期待している」とした。(編集担当:森高龍二)
※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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