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トヨタ、マークXをマイナーチェンジ、デザイン一新しグレードも追加
トヨタ自動車は22日、4ドアセダン型高級車「マークX」をマイナーチェンジし発売した。
マークXは、マークIIの後継車種として2004年に登場した高級セダン。現行モデルは2009年に発売された2代目となり、2012年にもマイナーチェンジが行われている。
今回のマイナーチェンジでは、フロントを中心にデザインを一新。低く構えたバンパー&ロアグリルと緻密なデザインのアッパーグリル、シャープなデザインのヘッドランプを組み合わせた。グレード別に、スパッタリング塗装を施した18インチアルミホイールや切削光輝とダークグレーメタリック塗装を施した16インチアルミホイールなどを装備。
インテリアでは、グレード別に素材、カラーなど仕様の異なるデザインを採用。ディンプル付本革巻き4本スポークステアリングホイールなどを採用したほか、室内スイッチなどの照明をクリアブルーに統一し、質感を向上するとともに、洗練されたイメージを演出している。
安全面では、ミリ波レーダーと単眼カメラの異なる2つのセンサーにより、高い認識性能と信頼性を両立した「Toyota Safety Sense P」を全車に標準装備。歩行者検知機能付衝突回避支援型プリクラッシュセーフティ、ブレーキ制御機能付レーダークルーズコントロールをはじめ、4つの先進安全機能を組み合わせ、衝突回避や衝突時の被害軽減をサポートする。
グレードに関しては、スポーツとスタンダードのシンプルな体系へと見直しを行い、スポーツグレードに「250RDS」「350RDS」を追加。最上級となる2グレードには、ヘッドランプに「Bi-Beam LEDヘッドランプ」と「LEDクリアランスランプ/デイライト」を組み合わせた角型6眼タイプを採用、スポーティさを兼ね備えたリヤスポイラー(ラゲージ&バンパーロア)を装備している。インテリアは、落ち着いたコントラストの専用内装色としてブラック×レッドとブラック×ホワイトを設定。アルカンターラのシート表皮、アクアウィッシュのインサイドドアグリップ表皮などを採用し、「贅沢な大人のスポーティセダン」を演出している。250RDSは他のグレードと同じく2.5Lの4GR-FSEエンジンを搭載。350RDSは、3.5Lの2GR-FSEを採用している。
希望小売価格は265万6,800円~385万200円(税込)。
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