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世界のCO2排出量、3年間横ばいを維持
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 世界の二酸化炭素(CO2)排出量はこの3年間、「ほぼ横ばい」を維持しているそうだ(AFP、abcNEWS、Slashdot)。
11月14日に公開された国際研究チームによる報告書「Global Carbon Budget 2016」によると、2015年のCO2の排出量は363億トンで、2016年はそこから0.2%の増加と推定されるという。
排出量が減った原因は、世界全体のCO2排出量の約30%を占めている中国での石炭使用量が経済的な理由で減少したためだと見られている。
また、CO2の排出量が減った原因は、植物の光合成の能力が高まってCO2を吸収する量が増えたという説も出ている。CO2の吸収は海と地上の植物によって行われているが、Dynamic Global Vegetation Model(DGVM)と呼ばれるシミュレーションモデルと衛星観測を組み合わせた調査では、陸上の植物のCO2の吸収量が増えていたという(ギズモード・ジャパン)。
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