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英国老舗「アクアスキュータム」、婦人バッグラインが日本上陸
「アクアスキュータム」アクセサリー部門のクリエイティブ・ディレクターを務めるレナート・サンティーニ氏(右)と、赤坂孝ニトレンドジャパン社長
今年で創業165年を迎える英国の老舗「アクアスキュータム(Aquascutum)」が2017春夏から婦人向けハンドバッグコレクションを日本に初上陸する。販売代理は、トレンドジャパン(東京、赤坂孝二社長)。
ターゲットは、ブランドのアイコン商品でもあるトレンチコートの価値を知っている顧客に加え、購買力のある20~30代の若い女性客。日本国内では、グローバルラインに加え、市場にマッチしたデザインを採用。「インポートブランドが並ぶ百貨店で勝ち抜くため、よりファッショナブルであることが重要。ブランドの伝統を生かしつつ、日本の市場に合う可愛らしさのあるデザインを取り入れる。シーズンごとに新作も発表する計画だ」(赤坂孝ニトレンドジャパン社長)。高品質なレザーをはじめ、手に取りやすいコットンキャンバス地やナイロンを使ったアイテムもラインナップ。価格はエントリープライスを含めて3万~10万円台を予定する。
インフルエンサー向けの方プロモーションを行うとともに、2017春夏には向けポップアップ店舗を出店。2017秋冬に本格スタートする。1~2年目は、百貨店や有力セレクトショップを主販路にブランドの認知を図り、3~5年目以降は、バッグラインの単独出店なども視野に入れつつ販路を広げる。1992年からレナウンが国内販売を行う婦人・紳士アパレル店舗での販売も行い、ウエアとのスタイリング提案も強める。
同ブランドのアクセサリー部門でクリエイティブ・ディレクターを務めるレナート・サンティーニ氏は、「アクセサリーラインの売り上げは近年、倍々の伸びを見せており、ビジネス上でも重要な商材。現在、店舗売り上げ全体の15パーセントを占めており、単独での販路拡大も十分可能だ」という。
※この記事はアパレルウェブより提供を受けて配信しています。
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