BMW M4クーペ、DTMチャンピオン記念の特別限定車発売、日本は25台

2016年11月14日 22:03

印刷

BMW M4 DTM Champion Edition(BMWの報道資料より)

BMW M4 DTM Champion Edition(BMWの報道資料より)[写真拡大]

  • BMW M4 DTM Champion Edition
  • BMW M4 DTM Champion Editionとマルコ・ヴィットマン選手

 ビー・エム・ダブリュー(BMW)は14日、ハイ・パフォーマンス・モデル「BMW M4(エムフォー)クーペ」の特別限定車「BMW M4 DTM Champion Edition(ディーティーエム・チャンピオン・エディション)」を25台の台数限定で注文受付を開始したと発表した。納車は、2017年4月からを予定している。

 BMW M4 DTM Champion Editionは、ドイツ・ツーリング・カー選手権「DTM」にて、BMW 4クーペで参戦しているマルコ・ヴィットマン選手が2014年に続き年間ドライバー・チャンピオンを獲得したのを記念して導入する世界200台限定モデル。そのうちの25台を日本で販売する。

 BMW M4(エムフォー)は、BMW 4シリーズをベースにしてBMWの研究開発子会社BMW M社がチューンしたクーペタイプのスポーツカー。2013年12月発売され、日本国内では2014年2月よりM4 クーペが販売されている。市販車をベースにしたツーリングカーで行われる自動車レースDTMには、BMW、アウディ、メルセデスといったドイツの主要自動車メーカーが参戦。BMWは2012年に復帰し、2014年以降はBMW M4で参戦している。

 DTM Champion Editionは、高いパフォーマンスのBMW M4クーペのポテンシャルをさらに高め、BMW M社によるモーター・スポーツ・テクノロジーを集約したレース仕様のモデルでありながら、公道もそのまま走行できることが大きな特徴。

 エンジンには、「インターナショナル・エンジン・オブザ・イヤー2015」の2.5~3.0リッター部門で大賞を受賞したBMW M4クーペの3リッター直列6気筒Mツインパワー・ターボ・エンジンをベースに、ウォーター・インジェクション・システムを組み合わせ、最高出力51kW(69ps)アップの368kW(500ps)、最大トルク50Nm(5.1kgm)アップの600Nm(61.2kgm)を実現。3.8秒で時速100kmまで加速する。

 ボディカラーは、BMWモータースポーツのテーマ・カラーである純白のアルピン・ホワイトとしており、ボンネット、ボディ・サイド、CFRP(カーボン・ファイバー強化樹脂)製ルーフ、トランク・リッドにはMストライプのボディ・フィルムを施し、BMWモータースポーツのDTMレース・カーの外観をモチーフとしている。

 希望小売価格は2,051万円(税込)。

関連記事