広島カープ優勝の経済効果は約340億円、中国電力が試算

2016年11月12日 12:12

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記事提供元:エコノミックニュース

中国電力<9504>エネルギア総合研究所は、25年ぶりのリーグ優勝と日本シリーズ進出を果たした広島東洋カープの広島県における2016年の経済効果を試算した。

それによると、レギュラーシーズン、クライマックスシリーズ、日本シリーズを含む年の2016年のカープの試合開催(県内)および優勝セール等のイベントに伴う広島県内での経済効果は、年間約340億円(前年比約92億円増)と試算され、それに伴う雇用効果は年間約3250人(同約870人増)に上る結果となった。

これは、黒田投手の復帰等で観客動員数が大幅に増えた昨年をさらに上回り、経済効果、雇用効果、観客動員数とも過去最高になったものと推計しているという。経済効果増加の主な要因としては、①カープがシーズンを通して好調を維持し,レギュラーシーズンにおける観客動員数の増に結びついたこと。②カープの優勝および日本シリーズ進出に伴い,クライマックスシリーズ(4試合)と日本シリーズ(3試合)の計7試合がマツダスタジアムで開催されたこと。③カープの優勝で消費マインドが刺激されるなか、県内各地の商業施設等でいわゆる優勝セールが催され賑わったことや41年ぶりの優勝パレード・優勝報告会が開催され多くの人出があったこと、リーグ優勝に伴いカープ預金の追加利払いがあることなど、としている。 (編集担当:慶尾六郎)

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