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【注目銘柄】ビジョンは好業績を評価して上場来高値更新の展開
■好業績を評価して上値を試す展開
ビジョン<9416>(東マ)は11日、387円高の2566円まで上げて急反発している。9日発表した16年12月期第3四半期累計(1~9月)連結業績は大幅増益だった。通期予想は9月27日に増額修正したが、第3四半期累計の進捗率が高水準のため再増額余地がありそうだ。株価は上場来高値更新の展開である。好業績を評価して上値を試す展開だろう。
■16年12月期第3四半期累計が大幅増益で通期予想に再増額余地
16年12月期第3四半期累計の連結業績は、売上高が前年同期比19.9%増の110億35百万円、営業利益が同59.0%増の10億75百万円、経常利益が同43.7%増の10億45百万円、純利益が同29.9%増の6億83百万円だった。グローバルWiFi事業が同31.0%増収、情報通信サービス事業が同9.4%増収といずれも好調に推移し、事業開発に向けた戦略的投資負担を吸収した。
通期連結業績予想は前回予想(9月27日に増額修正)を据え置いて、売上高が前期比16.7%増の145億64百万円、営業利益が同49.4%増の12億02百万円、経常利益が同43.4%増の11億58百万円、純利益が同28.0%増の7億49百万円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高が75.8%、営業利益が89.4%、経常利益が90.2%、純利益が91.3%と高水準である。第3四半期が最繁忙期であることを考慮しても高水準であり、通期予想に再増額余地がありそうだ。
株価は上場来高値更新の展開となった。1800円近辺のフシを突破して上げ足を速め、15年12月IPO時の高値2390円を突破し、11日は387円高の2566円まで上げて急反発している。週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって上昇トレンドだ。好業績を評価して上値を試す展開だろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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