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北の核実験に抗議の決議案、衆参全会一致で採択
記事提供元:エコノミックニュース
衆参両議院は26日、北朝鮮の核実験に対する抗議の決議案を全会一致で採択した。決議では9月9日の核実験は「国連安保理決議や六者会合共同声明、日朝平壌宣言に明確に違反し強行された5度目となる核実験であり、国際的な核不拡散体制に対する重大な挑戦であるばかりでなく、唯一の戦争被爆国である我が国として断じて容認できない暴挙」と厳しく非難した。
また「核弾頭の運搬手段となる弾道ミサイルについては、我が国の排他的経済水域に落下したものや潜水艦から発射したものを含め、本年1月以降、既に21発を発射している。
これら一連の行為は、我が国の安全に対する直接かつ現実的脅威であるとともに、地域及び国際社会の平和と安全を損なうものであり、到底許されるものではなく、極めて強く非難する」としている。
そのうえで「日本国民を代表し、今般の核実験に対し、重ねて厳重に抗議するとともに、北朝鮮が、これまでの諸合意に従って速やかに全ての核を放棄し、IAEAの査察を受け入れ、朝鮮半島の非核化に取り組むことを強く要求する」と求めた。
また「国連安保理での取り組みや我が国独自の措置を通じて圧力の強化を追求すべきである」とより実効性のある対応を政府に求めた。(編集担当:森高龍二)
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