有事に金氏除去の部隊創設計画も―韓国メディア

2016年9月22日 13:29

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記事提供元:エコノミックニュース

韓国・聯合ニュースは21日夕の電子版で、韓国国防部の韓民求(ハン・ミング)長官が21日の国会答弁で、「有事の際に金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長を除去するための特殊作戦部隊を創設するとの報道について、『そのような計画がある』と述べた」と報じた。

 聯合ニュースは9日にも「韓国軍合同参謀本部のイム・ホヨン戦略企画本部長(中将)が9日の記者会見で『北が核兵器で攻撃してきた場合、北の軍指導本部を含む指揮部を直接狙い反撃・報復する』と述べ、金正恩(キム・ジョンウン)委員長への攻撃を示唆した」と報じていた。

 また、岸田文雄外務大臣らが参加している包括的核実験禁止条約(CTBT)の早期発効に向けた「CTBTフレンズ」外相会合で、「韓国の尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官は、北朝鮮はこの時代の安保に最も深刻な脅威だとしながら『時限爆弾のような北の核への欲望を今くじかなければ国際社会は後悔することになる』と訴えた」と伝えた。

 北朝鮮は朝鮮労働党創設記念日(10月10日)の前後にも弾道弾ミサイルを再び発射するのではないかとの見方もでており、核や弾道ミサイル発射をけん制するための強いメッセージを発信しているものとみられる。(編集担当:森高龍二)

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