ING銀行の基幹DC、消防訓練で消火ガス噴射の振動波が大量のHDDやサーバを壊しサービス停止

2016年9月14日 17:49

印刷

記事提供元:スラド

 世界的な金融機関グループINGグループのルーマニア内にあるデータセンターで消火設備のテストを行ったところ、消火ガスを放出させた際に発生する衝撃音で多数のハードディスクが故障するというトラブルが発生したそうだ(PublickeyMotherboard)。

 消火ガスの圧力が想定よりも高く、そのためにガス噴射時に非常に大きな音が発生したという。このときの騒音レベルは130dBを超えていたそうだ。なお、ガス噴出時の騒音がHDDに損傷を与える可能性についてはいくつかの研究が行われている模様(Data Center Journal)。

 スラドのコメントを読む | ハードウェアセクション | ハードウェア

 関連ストーリー:
HDDによる音質差を検証するイベント、参加者の大半は「変わる」と回答 2015年06月09日
2.5インチHDDは音質的には中途半端、SSDは音も薄い、軽い、3.5インチHDDが音楽には最適 2013年12月05日
東芝、HDD故障を最大3カ月前に予知する技術を開発 2013年01月16日
HDDをスピーカーに 2010年01月23日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事