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沖縄北部陸海1万7千ha やんばる国定公園に
記事提供元:エコノミックニュース
国はヤンバルクイナやオキナワトゲネズミ、ケナガネズミなど固有動植物、希少動植物が生息・生育している沖縄県北部地域の亜熱帯照葉樹林を中心とする陸域1万3622ヘクタールと海域3670ヘクタールを『やんばる国定公園』に15日、指定する。「やんばる」は「沖縄島北部地域」の通称。
これにより、すでに指定されている「沖縄海岸国定公園」の一部地域は「やんばる国定公園」に編入する。
やんばる国定公園のテーマは「亜熱帯の森やんばる。多様な生命(いのち)育む山と人々の営み」としている。
環境省は「自然環境と景観の多様性、そこで体験できる自然体験の質を維持向上できるよう、適正な保護規制計画、保護施設計画及び利用施設計画を設定し、『亜熱帯照葉樹林、カルスト地形や海食崖を重点的に保護する』。
また若齢照葉樹林等について、高齢照葉樹林への再生・誘導を行い、国頭村、大宜味村、東村に自然再生施設を設ける。なお、陸域の公園面積1万3622ヘクタールのうち、769ヘクタールが『特別保護区』、4406ヘクタールが「第1種保護区」になっている。(編集担当:森高龍二)
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