統計局の和歌山移転『地方創生に効果』―高市早苗総務相

2016年9月5日 10:50

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 高市早苗総務大臣は総務省統計局の和歌山県への移転での効果について「関西圏での統計データの利活用やデータサイエンス人材の育成が進み、地域の課題解決や発展を促すということで地方創生の取り組みには高い成果をもたらすものだと考えている」と期待した。

 高市大臣は「統計局・統計センターは和歌山県に統計データを利活用する業務を行うセンターを置き、統計ミクロデータの提供などを平成30年度から開始することにした」と説明。

 そのため「平成29年度には、データサイエンスの普及や人材育成のためのプロジェクトと統計ミクロデータを提供し利活用できる施設の整備に向けた取り組みをする予定」と語った。

 高市大臣は「和歌山県におかれても、センターと連携して統計データの利活用の促進を通じた地方創生に関する取り組みを積極的に進めていただきたい」と有効活用を期待した。総務省では、移転関連経費の一部を29年度予算概算要求に盛り込んでいる。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
臨時国会召集26日で官邸とも合意 二階幹事長
同一労働同一賃金実現で非正規の言葉一掃 総理
農政新時代へ「輸出基地など全国に整備」総理
政権の強固な土台で、あらゆる政策を推進 総理
地方経済懇と活性化委活動を強化 経団連会長

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連キーワード

関連記事