NHK契約「ワンセグも対象」の高市大臣発言にネットで批判相次ぐ

2016年9月4日 17:09

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記事提供元:エコノミックニュース

 高市早苗総務大臣が2日の記者会見で「ワンセグもNHKの受信契約締結義務の対象であると考えている」と、受信料が発生する見解を示したことに、ネット上では「そもそも義務で契約させられたNHKの改革こそ今求められているのでは? 総務相はそこを見てほしい」「司法判断無視ですか? コンプライアンス違反だね」などの声が相次いでいる。

 ワンセグに対してNHK受信料が発生するかどうかについては、さいたま地裁が「発生しない」との判決を下した。司法判断無視ですか?は、これに従うべきではないかと提起するもの。

 ネットの声では、高市大臣が「総務省として『受信設備を設置』するということの意味を『使用できる状態にしておくこと』と規定した『日本放送協会放送受信規約』を昭和37年3月30日に認可している」とワンセグも対象となる判断の根拠に示していることにも、「その時代に携帯でTVが視聴できるとかナビで視聴が出来るという時代背景がない時の条文だ。ワンセグも対象というなら、それらの機器が登場したときになぜ告知をしないんだ」との投げかけや「ワンセグを観たくて携帯を買うわけではない。機能として電話のオマケで付いているだけであって、使用するとは限らない」。

 「ワンセグから受信料取りたければ、どこでも映る環境を整えろ!田舎の方は機能付いてたって映らないんだぞ!」ともっともな指摘もある。高市大臣は「NHKが控訴のコメントを出していたので、訴訟の推移を見守っていきたい」と当面は司法判断(判決確定)を待つもようだが、「ワンセグを観たくて携帯を買うわけではない」との指摘のように、購入の目的から見ても、検討していくべき必要がある。(編集担当:森高龍二)

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