【銘柄フラッシュ】岡本工作機械など急伸し名村造船所など造船株も活況高

2016年9月1日 17:11

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 9月1日は、東証1部の値上がり率1位がサノヤスホールディングス<7022>(東1)の12.8%高となり、同じく2位(上場投信を除く)は日本バリュー・インベスターズ(東京都千代田区)による株式取得が伝えられた名村造船所<7014>(東1)の10.2%高。造船業界が三菱重工業<7011>(東1)を旗振り役に協力して国際競争力を強化すると伝えられ期待が高揚。値上がり率3位はクラリオン<6796>(東1)の9.8%高となり、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が目標株価を240円から370円に引き上げたと伝わった。

 任天堂<7974>(東1)はここ数日の円安効果などが言われて売買代金1位の3.3%高。富士製薬工業<4554>(東1)は中外製薬<4519>(東1)の急性骨髄球性白血病治療剤の国内の製造販売を承継するとの発表が好感されて9.4%高。クリーク・アンド・リバー社<4763>(東1)は31日にそれまでの東証2部から1部に昇格し8.4%高。

 岡本工作機械製作所<6125>(東2)は科学技術振興機構への採択などが好感されて朝方ストップ高の後も頑強で27.8%高。安川情報システム<2354>(東2)はNTTグループへの採用が材料再燃となったようで昨日の反落から早速切り返して18.7%高。

 カヤック<3904>(東マ)は7月下旬に発表したVR(仮想現実)体験コンテンツなどに期待とされて17.0%高。リボミック<4591>(東マ)は米国での特許が言われてストップ高の14.9%高。CRI・ミドルウェア<3698>(東マ)はVR(仮想現実)/AR(拡張現実)映像技術で先行し7.4%高。

 日本色材工業研究所<4920>(JQS)は業績好調で値値の飛びやすさが魅力とされて7月中旬に続いてストップ高の16.6%高。アエリア<3758>(JQS)はグループ会社が配信予定の新ゲームに期待とされて3日連続ストップ高の16.4%高。ラクオリア創薬<4579>(JQG)は31日付の同社に関する企業リポートなどが注目されて7.2%高となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【業績でみる株価】焼鳥チェーンの鳥貴族が記念配、第3四半期も好調、分割後の株価モミ合い継続、中期有望(2016/06/10)
【材料でみる株価】虫よけスプレー「天子のスキンベープ」に注目のフマキラーは昨年高値更新(2016/06/13)
【注目銘柄】ワコムは自社株買い、配当利回りは4%超える、株価出直りぼ足どり(2016/06/13)
【業績でみる株価】巴工業は北米油井向け落ち込みを吸収して今期利益は上振れの可能性(2016/06/14)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事