自分が友人だと思っている相手のうち半分は自分のことを友人だと思っていない

2016年8月30日 18:29

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記事提供元:スラド

 「自分が友達だと思っている人は、実際に自分のことをどう思っているのか」について調査した研究をNew York Timesが紹介している(GIGAZINE)。

 この実験では23歳から38歳まで、84人の被験者を対象に行ったもの。被験者らは同じビジネスマネジメント講義の参加者で、ほかの被験者について「その人を知らない」から「ベストフレンドの一人」まで、親密度について5段階の評価をしてもらったという。その結果、被験者の94%は「お互いに親密に思っている」と感じるほかの被験者がいると回答したのに対し、実際にお互いに親密に思っていたのは53%と約半分だけだったという(PLOS ONE掲載論文)。この数値は、過去の同様の研究結果にも合致しているそうだ。

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