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隠し撮りで県警本部長に申し入れ 共産大分県委
記事提供元:エコノミックニュース
大分県警別府署員が参院選挙公示前の6月18日深夜に、現職・野党候補を支援する連合大分東部地域協議会などが入った建物敷地内に無断で立ち入り、樹木などにカメラ2台を設置し、人の出入りを隠し撮りしていた問題で、日本共産党の大分県委員会が10日までに抗議とともに、隠し撮りの経緯など真相について解明するよう大分県警本部長に申し入れた。
要請は県警側の意向で非公開にされ、共産党の機関紙は林田澄孝県委員長の話として「県警側は盗撮を『県警本部は指示していない』『別府署長を含め、刑事事件、内部処分の対象となり得るのかなども、調査中』『結果が出れば、すみやかに議会に報告し、県民に説明する』と答えた」と報じた。
今回の行為は『プライバシー侵害』や『建造物侵入罪(刑法規定では住居侵入罪)』にあたる可能性が高い。また国家権力による「選挙活動の監視、特定組合員を対象とした見込み捜査」になっていなかったのか、「労働組合の民主的活動、選挙運動への不当介入」にならなかったのか。公安警察の監視活動ではなかったのか懸念は多い。福岡県警には県民への説明にとどまらず、記者会見し、国民に事実関係を説明することが求められている。(編集担当:森高龍二)
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