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靖国参拝、稲田大臣も内閣の一員として対応されると考える―岸田文雄外相
記事提供元:エコノミックニュース
岸田文雄外務大臣は5日の記者会見で、終戦記念日にあわせたA級戦犯合祀の靖国神社への参拝をするのか、について記者団に答え「私自身の話については、安倍内閣の一員として、そして日本の外務大臣として適切に対応をいたします。これは毎年お答えしているとおりです」と答え、参拝を控える意向を示した。
また、記者団から、稲田朋美防衛大臣の参拝について、今年も例年どおり参拝されると防衛大臣ということもあって中国・韓国の反発がより強まると考えられるが、どのように考えられるか、と問われ「仮定の話ですので申し上げるのは控えますが、稲田大臣も内閣の一員として適切に対応されるものであると考えます」と参拝自粛をするとの認識を示した。
稲田防衛大臣は3日の大臣就任会見でも、4日の会見でも「靖国神社に参拝する、しない、これは心の問題であるというふうに感じている。一人一人の心の問題について、行くべきであるとか、行かないべきであるとか、行くか、行かないか、防衛大臣として、行くか、行かないかを含めて、申し上げるべきではないと考えている。安倍内閣の一員として適切に判断をし、行動してまいりたい」と答えており、韓国との外交・防衛協力関係、中国との防衛戦略上も、閣僚としての立ち位置を第一に考えた判断がされるものとみられる。(編集担当:森高龍二)
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