【 ラブライブ!サンシャイン!! 第5話「ヨハネ堕天」感想】「スキ」が少女たちを輝かせる。

2016年8月2日 14:51

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【 ラブライブ!サンシャイン!! 第5話「ヨハネ堕天」感想】「スキ」が少女たちを輝かせる。©プロジェクトラブライブ!サンシャイン!! ©2016 プロジェクトラブライブ!サンシャイン!!

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 皆さんこんにちは。

 リトルデーモンの竹取の翁です。

 さて、今回は筆者待望の「ヨハネ回」…。

 その「ぶっ飛んでる」感はもちろん出しつつ、善子独特の「繊細さ」も感じられた回だったのでは、と思います・

 そんな第5話、「ヨハネ堕天」をまずは振り返っていきたいと思います。

■ラブライブ!サンシャイン!! 第5話「ヨハネ堕天」振り返り


 某ニ◯ニコ生放送らしき画面で生放送をしている堕天使、ヨハネ…。

 ですが…

 善子「やってしまったぁーー!!

 何よ堕天使って!ヨハネって何!リトルデーモン?サタン?

 いるわけないでしょ、そんなもーん!!

 もう高校生でしょ津島善子!

 そう、この世界はもっとリアル。リアルこそが正義!

 リア充にーーー私はなる!」

 更には、事故(自己)紹介のことを思い出して床を転がる善子…。

 (しかもろうそくを刺していた棒に頭打ってるし)

 序盤から…痛可愛い!!

 堕天使ヨハネといえば、「善子ちゃん」の時と、「堕天使ヨハネ」の時で声を変えているのが今のところの特徴…。

 ギャップに萌える。

 【OP】

 一方、部室では「ランキング」を憂いているAqoursの5人。

 確かに、イマイチ目立つグループではない…

 そんな中、「パソコン(インターネット)」に目を輝かせる花丸。

 花丸はお寺の娘ですし…といっても最近の子でパソコンを知らないとは、なかなか遅れておられる。

 感知式蛇口やら、ジェットタオルを見て、

 花丸「未来、未来ずらよ!ルビィちゃん!!」

 …いろいろ思うところはありますが…とりあえず後に回しておきましょう…。

 そして、「地味!アンド地味!アンド地味!☆」な5人は、ランキングの対策を考えます…。

 何か目立つことを…と考えた結果は。

 『名前を奇抜に!!「ファイブマーメイド」に改名しよう!』

 しかもみんなノリノリ…。

 小声でしか聞こえませんが、

 梨子「そもそもあの名前はただの思いつきで…!」

 千歌「え、なんだっけ…ね、梨子ちゃん、あの、スリーマーメイ…」

 梨子「それはナシって言ったでしょ(みたいな感じ)」

 梨子もすっかり千歌と打ち解け…いい絡みを見せてくれます。

 さて、肝心の善子はというと…学校には来たものの、やはり事故紹介を引きずっているようで。

 でも善子よ…私が君と同じクラスだったら君のことを「何あの痛…(おっと此処から先は言わないでおこう)

 しかし、花丸の言葉でまだ微々ながらも希望を見つけ…教室へ!

 …とその前に。

 花丸「学校きたずらか。」ニヤッ

 花丸「ずら。」(「肯定」の意味)

 花丸「何ずら〜〜!?」

 と、方言(?)を連発する花丸。

 ちょっと待ってください…

 彼女の方言「ずら」は確かに静岡の方言。

 しかし、ここまで使い勝手のいいものなのか…

 地元の人は「ずら」をこんなに使っているのだろうか…(可愛いのでこれはこれで良いですが(笑))

 ここまでも、この先も、「ずら」を連発する花丸であった…。

 花丸「監視…?」

 善子「そうなの、私、気が緩むとどうしても堕天使が顔を出すの…。」

 堕天使が顔を出す…とは…。

 気が緩むと堕天使が顔を出すそんなヨハネさん。趣味を尋ねられると「占い」と答えて。

 (この時点で悪寒がしていましたが)

 はい、そして案の定…

 『堕天使が「顔」だけじゃなく「全身」を出してきました』

 どうやら彼女は、単にキャラ作りをしているわけではなく…

 「中学時代はずっと、自分を堕天使だと思い込んでいた」らしく。

 キャラ作りではなく、癖…

 うーん、闇が深い。

 「普通の高校生になりたい」そう願う彼女に、

 『Aqours、堕天使アイドル化』

 (曜ちゃん嬉しそうだし、ヨハネも喜んでるからこのままでいいかな…?)

 そんなこんなしているうちに時間が経ち…。

 「YES」の代わりに「ヨーソロー」を使う曜ちゃん、可愛い。

 バス停での千歌と梨子の会話。

 千歌「みんないろいろ個性があるんだなーって。

    ほら、私達、始めたはいいけど、やっぱり地味で普通なんだなって思ってた。」

 梨子「そんなこと思ってたの?」

 千歌「そりゃ思うよ。一応言い出しっぺだから責任はあるし。

    かといって、今の私にみんなを引っ張っていく力はないし。」

 梨子「千歌ちゃん…。」

 千歌「でも、みんなと話して、少しずつみんなのことを知って、

    全然地味じゃないって思ったの。

    それぞれ特徴があって、魅力的で…だから大丈夫じゃないかなって。」

 と、

 梨子「地味で普通なみんなが集まって何ができるか、ってね。」

 千歌は、自己紹介で「一応」リーダーの高海千歌です…と自分はリーダーらしくないと思っているような様子ですが…

 やはりこういう発言からして、彼女やAqoursのリーダーにふさわしいなって思えるのです。

 だって、やっぱりみんなのことを見ていますし。

 ただ、一つだけ声を大にして言いたい…。

 「Aqoursのメンバーに地味な子は一人もいない(確信)」

 そして、「堕天使アイドル『Aqours』」として動画を撮ってみると…大ウケ。

 ルビィちゃん人気の嵐でした…が。

 ダイヤ様の大激怒。

 (ルビィちゃんのこと大好きだから仕方ないですね)

 一時的なただの「ウケ」は長くは続かない…。

 現実世界のアイドルにも、同じことがいえますよね。

 やっぱり、そういうアイドルって見せかけだけで、中身が無いですから。

 善子「いけなかったのは、堕天使。

    やっぱり、高校生にもなって通じないよ。

    なんか、すっきりした。

    明日から、こんどこそ普通の高校生になれそう。

    (スクールアイドルは)うーん、やめとく。迷惑かけそうだし。

    じゃあ。

    少しの間だけど、堕天使に付き合ってくれてありがとね。

    楽しかったよ。」

 花丸「まる、分かる気がします。ずっと普通だったんだと思うんです。

    私と同じであまり目立たなくて。そういう時、思いませんか?

    これが本当の自分なのかな、って。

    元々は天使みたいにキラキラしてて、

    何かのはずみでこうなっちゃってるんじゃないか、って。」

 花丸「幼稚園の頃の善子ちゃん、いつも言ってたんです。

    私、本当は天使なの。いつか羽が生えて、天に帰るんだ!って。」

 ダイヤの言葉を受けて、やはり今一度考えなおしている5人。

 善子は、彼女自身がずっと続けてきた「堕天使ヨハネ」を、

 周りには不審に思われ…そんな彼女は、

 「やっぱり、普通の高校生に戻ろう。」そう思った彼女は、「堕天使」の自分を、箱の中にしまいます。

 その箱を外に出した時の彼女の表情には…やはり、悲しみが。

 でも、そんな時、彼女をAqoursの6人目として迎えようと、千歌たち5人がやってきます。

 千歌「いいんだよ、堕天使で。自分が好きならそれでいいんだよ!」

 善子「だめよ!生徒会長にも怒られたでしょ!」

 千歌「うん、それは私達が悪かったんだよ!

    善子ちゃんはいいんだよ!そのまんまで!」

 千歌「私ね、μ’sがどうして伝説を作れたのか、

    どうしてスクールアイドルがそこまでつながってきたのか、

    考えてわかったんだ。

    ステージの上で、自分の好きを迷わずに見せることなんだよ!

    お客さんにどう思われるかとか、人気がどうとかじゃない。

    自分が一番好きな姿を、輝いてる姿を見せることなんだよ!

    だから善子ちゃんは捨てちゃダメなんだよ!

    自分が堕天使を好きな限り!」

 津島善子であり、「堕天使ヨハネ」である彼女が、Aqoursに加入した瞬間でした。

■ラブライブ!サンシャイン!! 第5話の感想


 さて、そんな「ヨハネ」回の第5話。

 善子については、アニメが始まる前から、「どういう設定なのだろうか…」と色々考えていました。

 その結果、あの堕天使キャラは「キャラ作り」なのだろう、そういう結論に至ったわけなのですが、

 どうやら違うようで…。

 もはや「癖」な堕天使キャラ。

 キャラ作りで、あくまでネタとしてあれをやってるなら、まだ「面白い子」として見てもらえると思うのですが、やはり「地」があれだと苦労すると思うんです…。

 でも、そんなヨハネを受け入れたAqours。

 千歌の言葉に、「(大切なのは)お客さんにどう思われるかとか、人気がどうとかじゃない。自分が一番好きな姿を、輝いてる姿を見せることなんだよ!」

 というものがありましたが。

 確かに、何か好きなものにハマっている少女は、輝いてるなぁと考えさせられました。

 善子も、だからこそ自分は「堕天使ヨハネ」を捨てることなく、Aqoursに、津島善子として、堕天使ヨハネとして参加できたと思うんです。

 今回も、たくさん可愛らしいシーンが有りましたが…。

 ヨハネに関して言えることは「動く!!表情豊か!!可愛い!!」

 第5話で私が一番好きなシーンは、OP前の、トラウマの事故紹介を思い出して床を転げまわるヨハネ(そして頭を打つヨハネ)でしょうか…。

 こうしてみると、本当に少しの表情の変化が細かく作りこまれていて、制作してくださっている方々の愛が詰まった作品なのだな、と改めて感じます。

 私は、一回見て、とりあえず初発の感想を書いてみて、もう一度見て、この記事を書いて、三回目に一時停止を連打して細かい表情で可愛いところはないかな〜と探すのですが、これ、本当に面白いですので、ぜひみなさんも試してみてくださいね(笑)

【 ラブライブ!サンシャイン!! 第4話「 ふたりのキモチ 」感想】「『やりたい』のなら、走らなきゃ。夢に向かって。」

(あにぶ編集部/竹取の翁)

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