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【注目銘柄】扶桑化学工業は指標面に割高感なくフシ突破すれば一段高の可能性
■17年3月期第1四半期は円高で大幅増益
扶桑化学工業<4368>(東1)が8月1日発表した17年3月期第1四半期連結業績は円高メリットで大幅増益だった。そして第2四半期累計の利益予想を増額修正した。株価は戻り高値圏だ。好業績を評価して1800円近辺のフシを突破すれば一段高の可能性があるだろう。
■円高に伴う原材料価格低下で大幅増益、第2四半期累計利益予想を増額
17年3月期第1四半期連結業績は前年同期比1.5%減収、41.1%営業増益、32.4%経常増益、44.5%最終増益だった。
海外子会社の円換算影響などで減収だが、ライフサイエンス事業における円高に伴う原材料・商品仕入価格低下やコスト削減の効果に加えて、電子材料・機能性化学品事業の大規模設備投資工事に備えた前倒し生産に伴う原価低減などが寄与して大幅増益だった。
そして円高に伴う原材料・商品仕入価格低下が想定超のため、第2四半期累計の利益予想を増額修正した。通期予想は据え置いたが増額余地がありそうだ。
■フシ突破すれば一段高の可能性
株価は戻り高値圏の1600円台後半で推移している。指標面に割高感はなく、好業績に対する反応が注目される。1800円近辺のフシを突破すれば一段高の可能性があるだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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