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本土が沖縄に襲いかかっている感じ―社民・福島みずほ氏
沖縄・米軍北部訓練場へのヘリパッド建設を中止するよう沖縄県知事、議会はじめ住民らが求めるなか、国はヘリパッド建設こそ、北部訓練場の過半(7500ヘクタールのうち約4000ヘクタール)が返還され、沖縄の基地負担軽減につながると7月22日から建設に動き出している。
沖縄県議会は中止を求める意見書をこれまでに国に提出した。また社会民主党の福島みずほ副党首は31日「沖縄の(東村)高江には、東京、神奈川、千葉、愛知、大阪、福岡の機動隊が行っている」と書き込み「各地のナンバープレートが入った機動隊の車ばかり。本土が沖縄に襲いかかっている感じだ。本土の機動隊よ、戻れ」とツイッターに書き込み、強権的に国が建設作業を進める姿勢を強く非難した。
福島副党首は「5日から沖縄の高江に行きます。6日、8日など、7月22日のような機動隊による強制排除が行われる可能性があるので、とにかく行きます。ぜひ、みんなで行きましょう」と強制排除に抗議する姿勢を示そうと呼びかけている。
福島副党首は「沖縄・高江のN1テントは22日、暴力的に排除されてしまった。別の所にある住民のテントの周りを防衛省はフェンスで囲い、8月5日までに撤去せよとの張り紙」で「5日以降、暴力的に撤去するのではないか」と懸念を示している。
国と沖縄の溝がこれ以上深くならないよう、ヘリパッド建設工事を一時中止し、地元の懸念を払拭する努力が政府に強く求められている。(編集担当:森高龍二)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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