学力より個性・能力！？福生市が職員採用ポスターで「ブラックジャックによろしく」とコラボ！

　東京都西部の多摩地区、基地がある街としても知られる福生市は、2016年の職員採用ポスターとして、人気漫画「ブラックジャックによろしく」とコラボレーションした事を発表した。見る人の目を引くデザインにするとともに、福生市役所の挑戦的な風土をポスターに表現。企画・デザインは職員によるもので、2015年に続き2作目となる。今後、ポスターは都内大学や就労支援機関、駅などに掲示される。

　漫画「ブラックジャックによろしく」は、医療の現場に渦巻く現実や矛盾に、型破りな研修医・斉藤英二郎が立ち向かう物語。そこから想を得て、2016年は“堅い”公務員イメージを破るポスターを市職員で作成したとの事。大胆なデザインで目を引くと同時に、そこから福生市役所の“チャレンジできる風土”を感じ、チャレンジ精神豊かな若者に採用試験を受けてもらおう、との想いを込めた。

■時代は今、能力主義

　福生市では、2015年度の筆記試験より、教養試験(いわゆる公務員試験)から民間企業などで使用されている基礎能力検査に変更し、「面接重視」の採用を実施している。従来の学力偏重の試験ではなく、福生市では受験者の個性や能力に着目。そうした方針も、マンガ内の皮肉めいた台詞やキャッチコピーで表現されている。

■福生市職員採用試験 実施概要

　日時　　：2016年9月18日(日)午前9時から
　募集職種：(1) 一般事務　(2) 一般事務(身体障害者)
　募集人員：(1)、(2)合わせて10人程度
　受験資格及び応募方法等の詳細は、8月1日(月)に広報及び市ホームページで案内を開始します。

　※ここでいうコラボレーションとは、二次利用フリー化により実現したもので、利用規約で定められた範囲内で使用することです。

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