米6月雇用統計はまずまずの結果と判断、SMBC日興証券(花田浩菜)

2016年7月11日 11:32

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記事提供元:フィスコ


*11:32JST 米6月雇用統計はまずまずの結果と判断、SMBC日興証券(花田浩菜)

こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。

先週末に米国の6月雇用統計が発表されましたね。非農業部門の雇用者数が前月比で28.7万人増と、市場予想を大きく上回りました。失業率は4.9%で、前月から0.2%上昇していますが、労働参加率は改善されているようです。

SMBC日興証券では、この発表を受けて、7/11付けの「Spot Report」にレポートを掲載しています。

レポートによれば、今回の発表は『総じてみればまずまずの内容といえるものであり、早期ではないにせよ先行き利上げを促す結果だったと判断される』とのこと。一方で『ドル円は、短期的には欧州を巡る不透明感がリスク選好的なドル買い円売りの動きを妨げる展開も予想される』と、多少の警戒感ものぞかせています。

ですが、全体として見ればポジティブな印象が強いようで、最終的には『足元の経済指標で米国景気の底堅さが確認されていることを踏まえれば、ドルの買い場を探る姿勢で臨むべきと考えている』との表現でレポートを締めています。

詳しくは7/11付けの「Spot Report」を見てみてくださいね。

また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。

花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜《FA》

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