【注目銘柄】アズマハウスは連続最高益更新でチャート好転、和歌山地盤の不動産会社

2016年7月8日 10:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 アズマハウス<3293>(JQS)は、ミニゴールデンクロスを示現。連続最高益更新見通しで、配当利回り妙味が増す銘柄として注目したい。

 同社は、和歌山地盤の総合不動産会社で、不動産・建設事業(分譲土地販売、分譲住宅施工販売、分譲マンション販売、建売住宅販売、注文建築、リフォーム、不動産売買、不動産仲介など)、不動産賃貸事業(賃貸経営、賃貸管理、賃貸仲介、介護事業)、土地有効活用事業(資産運用提案型賃貸住宅建築、建売賃貸住宅販売)、ホテル事業(ビジネスホテル、飲食店)を運営している。

 今2017年3月期は、既存事業の深耕、マーケットエリア拡大、多角化推進の3つの基本戦略を経営方針として、事業を安定的に拡大させることで着実な成長を図るとともに事業環境の変化等に順応できる柔軟性のある経営を引き続き維持し、安定的な利益確保に注力している。

 今2017年3月期第2四半業績予想は、売上高が53億5800万円(前年同期比9.6%増)、営業利益が5億3700万円(同25.2%増)、経常利益が4億7200万円(同1.6%増)、純利益が3億0700万円(同0.3%減)を見込んでいる。

 通期業績予想は、売上高が115億円(前期比5.2%増)、営業利益が12億4900万円(同4.7%増)、経常利益が12億4600万円(同5.0%増)、純利益が8億0900万円(同3.6%増)を見込んでいる。配当予想は期末一括70円継続を予定している。

 株価は、1月5日の年初来高値1635円から6月24日に年初来安値1451円まで調整。その後、モミ合っているが、ミニゴールデンクロスを示現している。サービス付き高齢者向け住宅「アズマハウス はなみずき」を運営と多角化に対する期待感がある。今期予想PER7倍台・PBR0.49倍と割安感があるほか、配当利回り4.6%と利回り妙味が増しており、中長期的な視点でも買い妙味が膨らみそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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