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米国人にとっても新車は一般ファミリーが買うには高すぎるものになっているという調査結果
あるAnonymous Coward 曰く、 米国と言えば車社会のイメージが強いが、現在米国では新車価格が上昇しており、自動車を新車で買うことが一般家庭においては大きな負担となっているという(GULF NEWS)。
Bankrateが米国の50の大都市を対象に行った調査結果によるもので、この調査では各都市の住民の収入の中心値と自動車に必要な年間保険料から、その住民が負担なく買える自動車の価格を提示している。提示された価格はもっとも金額が大きかったカルフォルニア州・サンノゼでも3万2,855.81ドルで、新車の平均的な価格という3万3,865ドルを下回っている。つまり、多くの住民にとって新車を買うことは大きな負担になる、ということを意味している。
なお、新車の平均的な価格を3万3,865ドルと算出しているKelley Blue Bookのプレスリリースによると、ChryslerやFord、GMなどの米国メーカーの新車が比較的高めで、ホンダや日産、スバル、トヨタなどの日本メーカーの新車はそれらに比べて安めなのが興味深い。また、車種別に見ると、コンパクトカーやコンパクトSUV、ミッドサイズ、ハイブリッド車などは比較的安めなので、サンノゼやサンフランシスコ、シアトル、ワシントンDC、サンディエゴといった所得が比較的多い都市の住民であればこの辺りは大きな負担にはならずに購入できる模様。
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