【銘柄フラッシュ】バーチャレクス・コンサルティングなど急伸しセラクは上場2日目で初値

2016年7月4日 16:54

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 4日は、全国的な猛暑が材料視され、伊藤園<2593>(東1)が大引け1.4%高程度だが2日続けて2007年以来の高値を更新し、森永製菓<2201>(東1)は2.8%高となって年初来の高値を更新。円高などへの警戒感が強い点で内需系の好業績株を選好する動きがあり、ノジマ<7419>(東1)は6.1%高となり3日続けて年初来の高値。ケンコーマヨネーズ<2915>(東1)は5.4%高となり上場来の高値を更新した。

 東証1部の値上がり率1位はソフトブレーン<4779>(東1)の18.7%高となり、営業支援システムに名刺管理機能を拡充した新製品を7月1日発売とされて期待が広がったようで急反発の高値更新。2位はネクステージ<3186>(東1)の15.7%となり、1日に業績予想の増額を発表したことなどが好感されてストップ高。3位はライドオン・エクスプレス<6082>(東1)の14.8%高となり、マグロ豊漁の恩恵などが言われて出直りを拡大。

 上場2日目のセラク<6199>(東マ)は9時22分に公開価格1500円の2.6倍となる3900円で初値がつき、その後4600円まで上げて大引けもこの値で高値引けとなった。

 ベリサーブ<3724>(東1)は高度道路交通システムのソフト検証などを手がけ、米国で自動運転車が事故と伝わり出番到来の見方あり連日出直り6.8%高。害虫を無人飛行物体ドローンで駆除と一部で伝えられ、ドローン関連株のUMCエレクトロニクス<6615>(東1)は10.7%高となって上場来の高値に接近。オプティム<3694>(東1)は5.4%高。

 セイヒョー<2872>(東2)は猛暑関連株として出直りを強め、マルコ<9980>(東2)は引き続きパーソナルトレーニングジムの「LIZAP」への第三者割当増資などが好感されて22.0%高。6月23日上場のバーチャレクス・コンサルティング<6193>(東マ)は今3月期の予想営業利益が37%増などの好業績を評価とされてストップ高の26.2%高となり上場来の高値を更新。ロックオン<3690>(東マ)はブロックチェーン技術を利用したeコマース用エンジンの検証進展などが言われてストップ高の20.7%高。

 イナリサーチ<2176>(JQS)はシミックグループとの提携が好感されストップ高の17.3%高。日本エマージェンシーアシスタンス<6063>(JQS)はバングラディシュで発生した無差別テロなどに備える上で役立ちそうとされて22.4%高の急伸となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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