中国の電位商取引最大手・アリババのマー会長曰く、「模造品の多くは正規品よりも優れている」

2016年7月4日 16:02

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記事提供元:スラド

 中国の電子商取引サイト最大手「淘宝網(タオバオ)」などを傘下に持つ阿里巴巴集団(アリババグループ)のジャック・マー会長が、「模造品の多くは正規品よりも優れている」と述べたという(RecordChinaJBPress)。

 タオバオでは多くの模造品が販売されていることが問題視されているが、マー会長は6月14日に開催した投資家向け説明会で「中国製の模造品は正規品以上の高品質で価格は本物より安い」といった旨の発言を行ったという。

 いっぽう、マー社長は6月22日にウォール・ストリート・ジャーナル紙への寄稿で「偽造品は絶対に受け入れられない」と明言しているという(Forbes)。ただ、中国の文化や慣習、法律的不備のため、中国企業による模造品の製造販売は簡単には駆逐できないようだ。

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