「宗教的理由」で売春系サイトを攻撃したハッカー

2016年6月30日 15:27

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 宗教的な理由でエスコート(いわゆる売春)系のWebサイトを攻撃する活動を行っているハッカーがいるそうだ(Softpedia)。

 このハッカーはイスラム教徒で、「ElSurveillance」と名乗っているという。氏は「男女ともに金のために体を売るべきではない、我々の体はアラーが我々に与えてくれたものであり、破壊されるべきではない」と主張しているという。氏は1月に79のサイトを攻撃したが(当時のSoftpedia記事)、そのときは氏の活動はほとんど注目されなかったようだ。その後氏はSoftpediaにコンタクトし、最近攻撃を行った37のサイトのリストを提示したという。

 また、氏はこのようなサイトから漏洩した10万ユーザーの情報を公開することも計画しているそうだ。

 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ

 関連ストーリー:
英特殊部隊、インドの映画音楽をISIS対策に使用 2016年06月10日
米ユタ州知事、ポルノは「公衆衛生上の危機」と全米で初めて宣言 2016年04月22日
バングラデシュ宗教思想を批判したブロガーが惨殺される、今年3件目 2015年05月19日
米ロードアイランド州、売春を合法化したら性犯罪と性病が減った 2014年07月18日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事