関連記事
ツール・ド・フランス、「機械的ドーピング」対策としてサーモグラフィ検査を導入へ
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 自転車レースにおいて、フレーム内にモーターを仕込むといった「機械的ドーピング」が以前話題になったが、自転車ロードレース最高峰のツール・ド・フランスで機械的ドーピング対策としてサーモグラフィなどを使った検出システムが導入されることになったようだ(NPR、ツール・ド・フランス公式サイトのニュース)。
導入される検出システムは、サーマルイメージングカメラを利用して自転車の温度異常を検出するというもの。機械的ドーピングでは、フレーム内にバッテリーとモーターを組み込んでいるため、フレーム上で本来は高温にならない部分が発熱する。これをチェックして機械的ドーピングを調べるということらしい。システムはレースの舞台となる道路脇に設置され、レース中にフレームの異常を検出できるようだ。
スラドのコメントを読む | テクノロジー | スポーツ
関連ストーリー:
選手にも提供されている日本自転車競技連盟の公式サプリメントからWADAの禁止物質が検出される 2016年04月22日
巧妙に進歩する自転車のメカニカルドーピング 2016年04月21日
スパンデックス素材のサイクリングショーツを禁止したニュージーランドのホテル 2016年04月17日
自転車レースで車体にモーターを仕込む不正疑惑 2016年02月02日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク