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緯度・経度をベースにした地図上の場所表記「what3words」をモンゴルの郵便局が導入へ
記事提供元:スラド
maia 曰く、 モンゴルポスト(モンゴルの郵便局)が宛先表示にwhat3wordsというシステムを導入するらしい(GIGAZINE)。
what3wordsは地球表面を3m×3mのグリッドでカバーし(57兆グリッド)、そのすべてのグリッドに3つの単語で固有表記を割り当てるもの。丸の内中央口は「founding.brain.jeep」、八重洲中央口の改札前は「airbag.staring.torched」という具合である。隣り合うグリッド名に何の関連性もない。グリッドは緯度経度情報を3mピッチで言い換えただけとも言える。簡単な単語を使う事で、緯度経度座標を正直に表記するより覚えやすく、簡単なエラーコレクションも内蔵されている形。
英語だけでなく9言語に対応済みで、今後3言語を追加する。what3wordsのアドレスを知るには、GPSとWebアクセスができる端末があればよいわけだ。
モンゴルでは国民の約4分の1が移動しながら暮らす遊牧民であるため、従来の住所表示方法ではすべてのエリアをカバーできないということでwhat3wordsが導入されるという。なお、旧来の住所表記が廃されるわけではないようだ。
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