【注目銘柄】ヤマダ電機は今期2ケタ増益で株価出直り鮮明

2016年6月22日 09:59

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ヤマダ電機<9831>(東1・100株)は、ミニゴールデンクロスを示現。今期2ケタ見通しで、割安感があることから注目したい。国内有名メーカーおよび海外有名メーカーの家庭電化製品ならびにオーディオ機器・健康器具・介護関連機器・情報機器・携帯電話の販売と修理、ビデオレンタル、ビデオセル、書籍の販売、リフォーム・住宅事業を展開している。

 家電専門店としての事業領域の幅と深さを追求し、日本最大級の店舗ネットワーク、サービスネットワークの強みを活かした独自のIoTで「モノからコト」へ顧客満足向上のための新たなビジネスの開発、各種構造改革の継続推進、既存ビジネスの強化により「量から質への転換」を図り、中長期視点での構造改革や取り組みを継続して実践し、売上総利益率の改善、販売管理費の削減等、収益性及び企業価値の向上に注力している。

 今2017年3月期第2四半期業績予想は、売上高が7890億円(前年同期比2.0%減)、営業利益が232億円(同11.6%増)、経常利益が276億円(同10.7%増)、純利益が127億円(同0.3%増)を予想。

 通期業績予想は、売上高が1兆6330億円(前期比1.3%増)、営業利益が714億円(同22.8%増)、経常利益が800億円(同27.5%増)、純利益が425億円(同39.8%増)と2ケタ増益の続伸を見込んでいる。配当予想は期末一括16円の増配を予定している。

 株価は、3月8日につけた年初来高値609円から5月26日に年初来安値484円と調整。その後、モミ合いから出直りミニゴールデンクロスを示現し注目できる動き。同社は、2020年3月期売上高1兆8550億円目標の中期経営計画における、グループ内の連携による「スマートハウス」「リフォーム」ソリューションの推進に対する期待感がある。今期予想PER10倍台・PBR0.79倍と割安感があるほか、配当利回りも3.0%とソコソコある。リバウンド相場入りとなるか注目したい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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