【注目銘柄】6年後売上倍増、3000億円を目指すクスリのアオキは本社新築計画

2016年6月17日 09:20

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 クスリのアオキ<3398>(東・100株)は本社オフィスを新築することを発表した。2015年5月期売上1349億円を、2022年5月期に倍以上の3000億円にする中期目標を掲げている。本社の体制強化を行うための新築計画となる。ドラッグストアは大都市圏や全国への進出が加速するなか、地盤である北陸から本社を動かさず地固めを行う。

 月次売上情報では一年間通じて、全店、既存店ともに全ての月で前年超えと絶好調。店舗数も2015年5月の267店舗から、62店舗増の323店舗(6月15日時点)と20%増。例年どおりなら6月下旬に2016年5月期決算が発表される。売上1640億円(前期比21.5%増)、純利益60億円(同15.1%増)の通期予想は達成濃厚だ。

 株価は2014年ごろから上昇し、高止まりとなっている。16日終値は6580円と高く、投資単位の引き下げに対する見解を6月7日に発表するなど、盛況な状況を意識している。現段階での引き下げ予定はないが、2104年5月、2015年5月と2年続けて分割を行っている。決算発表前に仕込んで、一段上げを期待したい。年初来高値は7070円(6月9日)、同安値は4265円(2月12日)、16日終値は6580円。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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