マザーズ指数は続落、リスク回避の売り優勢もアキュセラは大商い/マザーズ市況

2016年6月2日 17:23

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記事提供元:フィスコ


*17:23JST マザーズ指数は続落、リスク回避の売り優勢もアキュセラは大商い
 本日のマザーズ市場では、円高進行と日経平均の下落に連れて、リスク回避の売り優勢の展開となった。全体として売買代金もやや低調だったが、材料株の一角には短期の値幅取り狙いの物色が積極的に向かった。なお、マザーズ指数は続落、一時3%近く下落して1100ptを割り込む場面があったものの、その後買い戻しや押し目買いが入り下げ渋った。売買代金は概算で1674.99億円。騰落数は、値上がり42銘柄、値下がり176銘柄、変わらず6銘柄となった。
 個別では、アキュセラ<4589>が6営業日ぶりにザラバで売買成立。売買代金は全市場でトヨタ自<7203>に次ぐ2位となった。株価は荒い値動きだったが、終値では1.3%安と続落した。その他、SOSEI<4565>、ブランジスタ<6176>、ADWAYS<2489>、アカツキ<3932>、エディア<3935>などが軟調。エナリス<6079>が連日のストップ安比例配分となったほか、JIG−SAW<3914>もストップ安まで急落。ロックアップ期間の終了したヨシムラフード<2884>、信用規制が実施されたネットイヤー<3622>も大きく売られた。一方、ミクシィ<2121>などが堅調なほか、FFRI<3692>やフリークアウト<6094>はリリースが材料視され一時急伸。sMedio<3913>やGMOTECH<6026>は連日のストップ高。中華圏向けスマートフォンゲームの年内リリースを発表したモブキャス<3664>は後場ストップ高まで急伸した。また、オリックス<8591>との業務提携を発表したラクス<3923>に加え、オンコリスバイ<4588>が10%を超える上昇となった。《HK》

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