NY原油:続落で49.10ドル、OPEC総会控え売りが勝る展開か

2016年6月1日 03:55

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記事提供元:フィスコ


*03:55JST NY原油:続落で49.10ドル、OPEC総会控え売りが勝る展開か
 NY原油は続落(NYMEX原油7月限終値:49.10↓0.23)。50.10ドルまで上昇した後、49.04ドルまで下落した。米エネルギー情報会社のジェンスケープのデータから、原油先物の受け渡し拠点オクラホマ州クッシングの在庫が(5月27日までの週で)減少との指摘がみられ、原油の買いが先行した。

 しかし、6月2日開催予定の石油輸出国機構(OPEC)の総会では、増産凍結で合意はないとの見方が広がっていることから、引けにかけて売りが優勢になり、下落に転じたもよう。欧米株安やユーロ・ドルの上げ渋りなども原油への売り圧力になったとみられる。《KK》

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