JR東海の自動精算機でエリアをまたいだ精算の場合計算間違いが発生する不具合

2016年5月28日 10:00

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 JR東海の自動精算機で、正しく運賃が精算されない不具合が確認された(JR東海の発表)。駅の自動精算機のバグは時々みつかるが、今回のバグはIC乗車券のエリアまたぎに関するもの。

 IC乗車券でのエリアまたぎは到着駅で現金精算を余儀なくされるが、首都圏からの流動が多い静岡県の三駅(沼津、三島、御殿場)ではJR東日本東海道線や山手線の駅などからの乗客に限ってエリアまたぎでも自動精算機による精算に対応していた。しかし、以下のような私鉄との連絡定期でかつJRの一部区間を含む定期券の場合に計算間違いが発生するとのこと。

 JR線と私鉄線を乗り継ぐIC連絡定期券であること(モバイルSuicaを除く) 
 JR線と私鉄線との乗継駅が[関内、菊名、新横浜、中山、長津田、町田、橋本、八王子、拝島、東飯能、越生、小川町、寄居]のいずれかであること 
 JR線の経由に(桜木町~横浜~東神奈川~大口)を含むこと 
 1~3を満たす定期券を使用して、定期券区間外の駅からご乗車された場合

 なんだか条件が複雑すぎ。せっかく、乗客の利便性向上(と駅員の負担軽減)で始めたサービスなのに、うまくいかないものですね。

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