ヴァン クリーフ&アーペルから新ジュエリー「ブトン ドール」、円を紡ぎ合わせてグラフィカルに

2016年5月23日 21:50

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記事提供元:ファッションプレス

ヴァン クリーフ&アーペル(Van Cleef & Arpels)は、新たなジュエリーコレクション「ブトン ドール(Bouton d'or)」を発表した。


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■円を連ねたグラフィカルなデザイン


新ジュエリーは、小さな円形状のダイヤモンド、ゴールド、マザーオブパール、そして美しい色彩のハードストーンを紡いで、動きのあるフォルムに仕上げいる。ボリュームのコンビネーションはさまざま。イヤリングはダンスを踊るように揺れ、ネックレスは時にふくらみ時にくぼませながらデコルテに寄り添う。


■ハードストーンを主役に、ラインと色で遊ぶ


コレクションは、5点のジュエリーからなる2つのセットで構成。一つは、温かみのあるカーネリアンとやさしく反射するピンクゴールド、繊細な光沢感のあるマザーオブパールのセット。モチーフは3連のラインや楽しげな円を描きながら様々な方向へと広がり、柔らかな空気を纏っている。


そしてもう一つは、深く艶やかなブラックのオニキスとグリーンのクリソプレーズの対比が際立つセット。柔らかな曲線と幾何学的な美しさが共存し、洗練されたムードを演出している。


■インスピレーションは30年代のヘリテージピース


1939年、メゾンで初めて誕生したスパンコールのモチーフ。その後、40・50年代と長きに渡りアップデートが繰り返され、進化を遂げてきたこのヘリテージピースを起源に、「ブトン ドール」は生まれた。大胆さやフレッシュさを備えながらも、追い続けているのは‟時を越えたデザイン”である。


■厳選された石


ハードストーンは、色の均一性や鮮やかさ、明るさまたは深みを基準にして選別。一方、マザーオブパールは、表面の均一ななめらかさと質の高い輝きに重きを置き、ダイヤモンドには、他の素材と調和する完璧な輝きが求められる。


■比類ない技術と手作業によって紡がれるジュエリー


ゴールドのパーツは、手作業によって形成され、研磨作業が施されている。また、しなやかで柔軟なジュエリーに仕上がるよう、数100~1000に及ぶモチーフのほとんどは、手作業で慎重につなぎ合わせている。


【問い合わせ先】

ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク

TEL:0120-10-1906


※本記事はファッションプレスニュースから配信されたものです。ファッションプレスでは、ブランド、デザイナー情報、歴史などファッション業界の情報をお届けしています。

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