こんな時に消費税あげるのですか―おおさか維新・片山共同代表

2016年5月22日 20:25

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 おおさか維新の会の片山虎之助共同代表(元総務大臣)は消費税の来年4月10%実施について、22日のNHK番組で「われわれは、延期すべきといっている」と延期するよう求めた。

 その理由について片山代表は「景気が不透明で、消費税率をあげても税収が増えるかどうか分からない。また、身を切る改革もやっていない。衆議院は今度10人削減するが、これだって国民がほんとに身を切る改革と考えるかどうか」と削減幅には疑問を呈した。

 片山代表は消費税引き上げ時に導入する軽減税率についても「財源がない」としたほか、「熊本地震がまだ続いており、先行き、みんな不安を抱えている。こんな時に消費税をあげるのですか」と上げるべきではないとした。片山代表は「いろんな手立てをとってから、上げるなら、上げるべきだ」とした。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
消費税増税に反対だが、増税延期なら総理退陣を
消費税上げ税収下がるようでは元も子もない
総理が判断も、私の立場は消費税上げるべき 逢沢氏
民進党保守系の方々は納得?とけん制 石破氏
内閣不信任案共同提出へ 野党4党が検討へ

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事