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5月11日のNY為替概況
記事提供元:フィスコ
*03:34JST 5月11日のNY為替概況
11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、108円83銭から108円37銭へ下落した。
日本銀行の黒田総裁はドイツ紙とのインタビューで「日銀の政策はまだ限界に達していない」とし「必要とあれば著しい金融緩和が可能」との見解を示したため円売りが一時優勢となった。その後、原油や株安を嫌ったリスク回避の円買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1399ドルから1.1447ドルへ上昇した。ギリシャ救済策で、債務免除も協議され24日の会合で合意するとの期待が強まりユーロ買いに拍車をかけた。ユーロ・円は、124円29銭へ上昇後、123円87銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.4426ドルから1.4488ドルへ上昇。
ドル・スイスは、0.9737フランから0.9699フランへ下落した。
[経済指標]・米・4月財政収支:+1065億ドル(予想:+1070億ドル、15年4月:+1567億ドル)
《KY》
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