NY金:反落で1291.80ドル、割安感の後退や需要懸念による商品下落が圧迫か

2016年5月4日 02:57

印刷

記事提供元:フィスコ


*02:57JST NY金:反落で1291.80ドル、割安感の後退や需要懸念による商品下落が圧迫か
 NY金は反落(COMEX金6月限終値:1291.80↓4.00)。1301.50ドルを高値に、1284.00ドルまで下落した。ユーロ高・ドル安の進行を受けた割安感による買いが先行し、通常取引序盤においてはプラス圏での推移となっていた。

 しかし、その後、ロックハート米アトランタ連銀総裁の「6月FOMCでの利上げは現実的な選択肢」との発言辺りからか、ユーロ・ドルが急反落して割安感が後退。また、中国の4月財新製造業PMIの下振れを受けて、需要後退懸念から商品相場が広く下落する状況となり、金相場への売り圧力が強まった可能性。《KK》

関連記事