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Windows XP等で動いている医薬品の自動分配システムに大量の脆弱性
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 米国土安全保障省によると、CareFusion社製の医薬品分配システム「Pyxis SupplyStation」に1418個の脆弱性があることが分かった。このシステムは薬物を提供・管理する機械。処方箋を元にデータ入力すると必要な薬が出てくるシステムで、米国だけでなく海外にも輸出されているという(Help Net Security、国土安全保障省、ComputerWorld、Slashdot)。
脆弱性を抱えているのは、Windows Server 2003およびWindows XP上で動いているバージョン8.0~9.3までの各モデル。Windows 7系OSで動作するモデルでは問題ないという。見つかった脆弱性のうち715はクリティカルまたは重要度の高いもの。スキルの低い攻撃者でも簡単にリモート攻撃できるとしている。
米国では医療危機を狙ったハッキングが増えてきているそうで、先日にもMedStar Healthという病院でコンピュータがウィルス被害に遭い、患者のデータベースやメールシステムがダウンするというトラブルが発生しているそうだ(ギズモード・ジャパン)。
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