NY原油:続落で39.39ドル、増産凍結に懐疑的見方や弱気見通しなどが圧迫か

2016年3月29日 03:50

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記事提供元:フィスコ


*03:50JST NY原油:続落で39.39ドル、増産凍結に懐疑的見方や弱気見通しなどが圧迫か
 NY原油は続落(NYMEX原油5月限終値:39.39↓0.07)。39.88ドルから38.86ドルまで下落した。4月予定の産油国間の増産凍結をめぐる会合について、イランとリビアが不参加の姿勢では、いかなる合意も効果は期待できないとの懐疑的な見方。また、英系大手金融機関などが、NY原油先物が再び35ドル以下に下落するとの弱気見通しを示したことを材料に、原油の売りが先行したもよう。

 ただ、米株が下落スタート後、上昇に転じたことで、原油も売りが一服。その後、買い戻しが優勢になり、39ドル台前半で底堅い動きになった。《KK》

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