自民の参院選公約、憲法改正の扱いが小さいのは常套手段―民主・岡田克也代表

2016年3月14日 15:35

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 民主党の岡田克也代表は自民党が参院選挙公約で憲法改正について扱いを小さくしていることに「いつもの常套手段」と警戒した。

 岡田代表は「安保法制、秘密保護法もそうだった」とし「どこかに小さく書いておいて、公約したからやるということ。扱いが小さいからやらないということではない。国民を軽く見ている。何回も繰り返してきたやり方だ」との見方をした。

 また、原発稼働2030年代のゼロを目指すことについて「綱領にどう書くかはべつとして、中身が変わることはない」と明確にした。

 岡田代表は「2030年代原発ゼロの実現可能性については省エネルギー、新エネルギーの組み合わせで十分に可能と考えている」とするとともに「雇用問題は十分な配慮をしていかなくてはならない」との考えを示した。

 また衆参ダブル選挙を見込んだ衆院選挙候補について「いい候補を出せば十分戦える。本部も県連と一緒になって候補者擁立を急ぎたい」考えだ。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
自民はいずれの選挙でも改憲に触れてきた 菅氏
改憲「在任中に成し遂げたいと考えている」総理
3分の2阻止でなく、与野党逆転を実現 小沢氏
党存亡と戦争法廃止、改憲阻止かかる選挙に社民
社民党定期大会で野党4党があいさつ、結束示す

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事