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電力自由化控え5つの嘘に注意呼びかけ―経産省
経済産業省は4月からの電力小売り自由化を控え、『騙されてはいけない、電力自由化5つのウソ』を省のHPなどで紹介し、注意を呼び掛けている。
内容は(1)新しく契約した会社が倒産したら電気は止まってしまいますよというウソ。経産省は「今まで契約している電力会社(東京電力、関西電力等)から電気は供給されます」と解説。
(2)規模の小さい会社と契約すると電気が不安定になりますよというウソ。これには「電気は同じ送電線から供給され、そこを流れる電気そのものの品質は同じです。なので、停電しやすくなったり、電気が止まったりということはありません」(経産省)。
(3)スマートメーターに取り替えると費用がかかりますよというウソ。「スマートメーターへの取り替えは、今と同じ配送電部門が行うことになっており、個別の費用負担は原則ありません」(同)。
(4)電力会社を変えると新たに電線を引かなくてはいけないですよというウソ。「現在の電力会社が運営する送電線を引き続き使いますので、新たに自宅に電線を引く工事の必要はありません」(同)。
(5)4月までに何もしないと、電気が止まってしまいますよとのいうウソ。「現在、供給を受けている電力会社から引き続き供給されることになります」(同)。こうしたウソでの勧誘にかからないことが大事。(編集担当:森高龍二)
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