【銘柄フラッシュ】「退避型」投資でRISEが何と65%高となりフライトHDなど急伸

2016年2月10日 22:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 10日は、日本写真印刷<7915>(東1)が9日発表の四半期決算などを好感して大引け14.0%高となり東証1部の値上がり率1位に進み、2位も同じく三井海洋開発<6269>(東1)の11.8%高、3位も同じくTKC<9746>(東1)の11.2%高。全体相場が昨日に続いて大幅続落商状のため、好業績株や材料株以外は見送る姿勢がうかがえた。

 日本管理センター<3276>(東1)は8日発表の四半期決算などが好感され「民泊」関連株人気もあって3日続伸の6.1%高となり、秀英予備校<4678>(東1)は5日発表の決算が連日好感されて4日続伸の5.2%高となった。

 G3ホールディングス<3647>(東2)は1月中旬発表の四半期決算で8月通期の業績予想を開示可能になった時点で速やかにとしたためそろそろではないかとの期待があり、また、株価30円前後のため少額投資向きで、全体相場が大幅続落する中で現金比率を高めてリスクを回避する「退避型」の投資に好適との見方あり20.0%高。アマテイ<5952>(東2)も株価100円前後で手軽さがあり、13時30分に発表した四半期決算などが好感されて一時29.8%高。フライトホールディングス(フライトHD)<3753>(東2)は昨日発表の四半期決算などが好感されて一時29.3%高となり、東急レクリエーション<9631>(東2)は日本経済新聞朝刊に東京急行電鉄<9005>(東1)による子会社化の報道があり11.2%高。

 トランスジェニック<2342>(東マ)は「ヒト化マウスの開発」に関する特許取得の発表が好感されて朝からストップ高買い気配のまま大引けにストップ高の19.3%高。キャンバス<4575>(東マ)も東大医学部付属病院との共同開発契約などが好感されて朝からストップ高買い気配のまま大引けにストップ高の14.9%高。カイオム・バイオサイエンス<4583>(東マ)は抗体医薬に関する米国での特許が好感されてストップ高の17.1%高。MRT<6034>(東マ)は引き続きスマートフォンによる遠隔診療システムなどの期待材料が好感されて大幅続伸の8.9%高。

 RISE<8836>(JQS)は株価2ケタのため全体相場が大幅続落する中で現金比率を高めてリスクを回避しながら投資するのに好適との見方があり、国内のホテルの稼働率向上報道などが材料視されて65.6%高と急伸。テイツー<7610>(JQS)も株価2ケタの手軽さなどが言われて10.8%高。レカム<3323>(JQS)はAI(人工知能)関連株物色に乗り6.1%高の3日続伸となった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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