Bluetoothを利用する活動量計にセキュリティ脆弱性

2016年2月6日 22:05

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 Bluetoothを利用してスマートフォンなどと連動する活動量計の多くでは適切なセキュリティ/プライバシ漏洩対策が行われておらず、信号を傍受してユーザーを追跡したり、第三者がデータの取得や書き込み、削除を行えるという問題があるという(Engadget Japanese)。

 活動量計が記録したりスマートフォンなどとやり取りする情報には位置情報や身長・体重・年齢など、プライバシに関わるものが含まれる可能性がある。ただ、連絡先等のいわゆる個人情報や金融機関などの情報は含まれていないため、単純にこれらが窃取されるだけでは利用者が致命的な被害を受ける可能性は低い。しかし、これを悪用してスマートフォンの場所を割り出したり、そのスマートフォンを狙って攻撃を行える可能性があるという。

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