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【今日の言葉】楽観できないNYダウ、PERの急上昇に要注意
記事提供元:日本インタビュ新聞社
『NYダウに企業業績の影』=3日(水)のNYダウは3日ぶりに反発しているが、この先、手放しの楽観はできないように思われる。この日は、原油相場が32ドル台(前日29ドル台)に戻しているものの、まだまだ不安定が予想されるし、さらに、もっとも注意を要するのがNYダウのPERである。つい最近まで15倍台だったが、足元では16.99倍まで上昇、17倍台に乗せるものとみられる。
とくに、NYダウが年初から下落している中で、PERが上昇していることはEPSが急低下していることを意味している。海外経済の停滞の影響、大雪の影響、これまでのドル高の影響などが現れ始めているものとみられる。3日のドルは117円台にドル安(円高)に振れているが、今後、業績悪化が表面化すれば、さらにドル安(円高)の進む可能性がありそうだ。NYダウの下振れリスクも孕んでいるとみておきたい。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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