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本人説明なしの甘利大臣は憲政史上に汚点―民主・高木義明氏
記事提供元:エコノミックニュース
民主党の高木義明国対委員長は26日午前の記者会見で「甘利明経済再生担当大臣に関する(建設業者の口利き見返りに金銭を授受したとの)疑惑が報道され5日経過したが、本人が一切の説明もしないまま、代表質問が行われることは憲政史上に大きな汚点を残すものと言わざるを得ない」と甘利大臣の姿勢を強く批判した。
そのうえで「このような事態を招いた責任も含め、安倍内閣の基本姿勢を厳しくただしていく」と語った。高木国対委員長は甘利大臣疑惑追及チームを中心に追求していく構えだ。また「本人の説明がない現状では予算委員会の審議はできない」と改めて、早期の説明を求めた。
その民主・維新両党合同による追及チームは26日の会合で、週刊誌報道の内容に沿って具体の質問を国交省、環境省、独立行政法人都市再生機構(UR)など関係機関に行い、回答を求めた。これに対し、民主党の広報は党HPで「環境省が甘利大臣側と接触したことを認める一方、国交省とURは再三の質問に対しても現在調査中だと述べるにとどめ、隠ぺいを疑わせるような回答が続いた」と紹介した。(編集担当:森高龍二)
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