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自民は答申の方向でしっかりまとめて頂きたい―民主・岡田克也代表
民主党の岡田克也代表は15日の記者会見で、衆議院選挙制度改革での衆議院選挙制度調査会の答申について「議員定数削減の数では10減ということなので、数の点では十分なものではないが、全体としては妥当なものだと思う」と評価した。
岡田代表は「今日の国会議員の会合では、もっと深掘りすべきとかなど、色んな意見がでたが、もう一度本部を開いてはっきり決めようということになった。衆議院議長の下に調査会を置くというのは総理が主導して置かれたものなので、是非、安倍総理には自民党の総裁として責任を持って、調査会の答申の方向でまとめて頂きたい」と自民党総裁としてのリーダーシップに期待した。
岡田代表は「第1党である自民党がしっかり、これで行くということになれば、大きなところはだいたいまとまるので、逃げずに、しっかりとまとめて頂きたい」と強く自民党に積極的な取り組みを求めた。
また、この日の会見で、岡田代表は労働基準法の改悪議論の可能性が今国会にあるとし「長時間労働は日本の経済にとっても、日本の根の深い悪弊だ。数字に出てこない闇の残業などもあるので、例えば、仕事と子育てや家庭との両立を阻んでいるし、親の介護をしようとしても、労働時間がそうであれば施設にお願いするしかないというようなことになる」と指摘。
岡田代表は「総労働時間での規制や絶対的週休制など、いわば労働基準法改正案の対案を出していきたいと思う」とした。(編集担当:森高龍二)
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