海老名市のCCCによる図書館運営、返上していたPマークが資格要件となっていた

2016年1月15日 16:07

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 神奈川県海老名市ではカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)および図書館流通センター(TRC)が共同で市立図書館の運営を行っているが、海老名市が図書館の運営を委託する指定管理者を募集する際、要件として「Pマークの取得」が設定されていたという。しかし指定管理者になってから2か月後にCCCはPマークを返上、現在「応募資格を満たしていない事業者」という状態になっているという(ビジネスジャーナル)。

 いっぽうで市の担当者側はCCC側からPマーク規格に基づく対策・運用を行うこと、独自基準でセキュリティ環境を向上させるとの説明を受けたとのことで、個人情報保護に問題は無いという見解だそうだ。

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